犬の「逆くしゃみ」について
1. 逆くしゃみとは?
犬が突然「ブーブー」「ガーガー」と鼻を鳴らし、
息を吸い込みながら体を震わせるような動きをすることがあります。
これは 「逆くしゃみ(Reverse Sneezing)」 と呼ばれる現象で、
鼻の奥(鼻咽頭)が一時的に刺激されて起こるものです。
多くの場合、数十秒以内に自然におさまる良性の発作です。
2. よくあるきっかけ
• ほこり・花粉・香水などの刺激
• 軽い鼻炎・咽頭炎
• 興奮したとき、散歩の出だし
• 首輪の圧迫
• 短頭種など、鼻や軟口蓋の形の影響
3. 逆くしゃみの特徴
• 吸い込むような呼吸音(咳は吐き出す動きが中心)
• 発作は短時間で終わる
• 終わった後はケロッとして普段通り
• 苦しそうに見えても、呼吸が止まることはありません
4. ご家庭でできること
• 様子を観察する
※無理に口を開けたり、鼻をふさぐ必要はありません。
5. 受診をおすすめする場合
次のような場合は、逆くしゃみ以外の病気が隠れている可能性があります。
• 発作が長く続く、頻度が急に増えた
• 咳が続く、ゼーゼーする
• 鼻水・くしゃみ・鼻血がある
• 元気がない、呼吸が苦しそう
• 異物を飲み込んだ可能性がある
6. 動画撮影のお願い
症状が出たときに スマートフォンで動画を撮っていただくと、診断の助けになります。
7. 最後に
逆くしゃみは多くの場合、心配のいらない生理的な現象です。
ただし、似た症状の病気もあるため、気になる変化があればお気軽にご相談ください。

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