キングコング

公開当時は、馬の毛を使って制作された巨大ロボットのコングが話題になりました。

しかし実際には、このロボットはほとんど撮影に使われず、

劇中のコングの多くは 着ぐるみに入った俳優が演じていました。

「ロボットが演じているキングコング」という宣伝をそのまま信じ、

アメリカ映画の技術はすごいものだと感心しながら観ていたのを覚えています。

 

野生動物を人間社会へ連れてきて、利益のために利用しようとする――

キングコングがたどった悲劇は、今もなお私たちに警鐘を鳴らし続けています。

 

そして、1977年に「スターウオーズ」が公開され、特殊映画の技術は転換点を迎えました。

ジョン・ギラーミン監督は「ナイル殺人事件」(1978年)以降は、輝きを失いました。