グリズリーは、1976年に公開されたアメリカ映画です。
前年に世界的大ヒットとなったジョーズ(1975年)の影響を強く受けており、
「森のジョーズ」と呼ばれ、B級映画として知られています。
自然豊かな国立公園、突如として現れた巨大なグリズリー(ハイイログマ)、
キャンパーたちを次々と襲撃するところから始まります。
森林警備隊長は、事態を重く見て公園の閉鎖を訴えますが、
利益や体裁を優先する公園責任者に拒否され、被害はさらに拡大していきます。
クライマックスでは、ついに軍用兵器まで投入されます。
当時は「そんなバカな」と感じる演出でした。
近年の獣害の深刻化を思うと、もはやフィクションとは言い切れなくなってきました。
自然との距離が近い地域では、野生動物との関わり方がますます重要になっています。
半世紀前のB級映画が、意外な形で問いを投げかけているように感じます。

コメントをお書きください