1. 暗視能力:暗闇に強い視覚
猫は、人間の約1/6の光量でも周囲を見分けられるほど暗闇に強い動物です。
薄暗い時間帯に狩りをしていた名残で、わずかな光でも動きを捉える能力が発達しています。
また、猫の目の奥にはタペタム(輝板)という構造があります。
入ってきた光を反射して増幅する働きがあり、暗い場所で猫の目がキラッと光るのはこのタペタムによるものです。
2. 色覚:見えている色は少なめ
猫が識別しやすいのは青・緑・黄色の系統です。
一方で、赤はグレーや黄みがかった色に見えていると考えられています。猫は淡い色合いの落ち着いた世界で暮らしているといわれています。
3. 視力:動きに敏感、細部は苦手
猫は動くものを捉える能力が非常に高く、
素早く動く獲物の動きを瞬時にキャッチできます。
ただし、静止したものの細部を見る力は弱く、
人間の視力に換算すると0.1〜0.2程度とされています。
さらに、鼻先10〜20cmの至近距離はピントが合いにくいため、
ヒゲや鼻で周囲の情報を補っています。
4. 視野:人より広く、横からの動きに強い
人間の視野が約180度なのに対し、
猫は約200度と少し広めです。
顔の横まで広がる視野のおかげで、
横や背後に近い位置の動きもぼんやりと察知できます。
周囲の変化にすぐ気づくのは、この広い視野によるものです。

コメントをお書きください
ちゃたろう (水曜日, 25 2月 2026 21:04)
真っ暗な部屋の中でも猫は自由に動き回っていますね。
我が家にも、部屋に時々出没する、ムカデやゴキブリを仕留めてくれるハンター猫がいます。見て見ぬふりをする猫もいますが、、、(°▽°)
猫のヒゲも大きな役割があるのですね。
猫の目を通して広がる風景を見てみたいものです。
小原公成 (水曜日, 25 2月 2026 23:05)
ちゃたろうさん、コメントありがとうございます。
まさに暗闇のハンターの風格がありますね。
「猫の目を通して見える風景」は、
青と黄色を中心にした淡い色合いの景色の中、わずかな光で動きだけがスッと浮かび上がる。
そんな風景を想像すると、猫が夜に強い理由がわかる気がします。