2頭の犬におけるセンダン中毒
要約
2頭の若い犬がセンダン(Melia azedarach)の果実を摂取し、急性症状を呈した。中毒の臨床症状は数時間以内に発現し、消化管および中枢神経系の障害を特徴とした。迅速かつ積極的な救急治療にもかかわらず、どちらの犬も中毒の臨床症状発現後36時間以上生存することはなかった。1頭の犬の剖検では、重度の腎うっ血、中等度の肝うっ血、および腹腔内に中等量の漿液血性体液が認められた。我々の知る限り、犬におけるセンダン中毒の過去の報告はない。しかし、センダンの中毒は人間だけでなく他の動物にも広く報告されてる。そのため、中毒を防ぐため、犬だけでなく他の動物もセンダンの木やその果実に近づかないようにすることを強くお勧めする。
参考文献
Hare WR, Schutzman H, Lee BR, Knight MW. Chinaberry poisoning in two dogs. J Am Vet Med Assoc. 1997 , 210(11), 1638-40.

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