小泉八雲

 後に妻となるセツは、家族の借金返済のため、

一人暮らしのハーンの家に奉公に入りました。

セツはハーンのために民間伝承を収集し、

口承で多くの民話を伝えました。

ハーンはその中から「ろくろ首」や「雪女」、「耳なし芳一」

などを発表しています。

 

ハーンは異文化や異民族に深い敬意を払い、

さらに目に見えないものにも尊敬の念を抱いていました。