香君

上橋菜穂子の得意な空想の動物ではなく、空想の植物を中心に物語は進みます。

 

オアレ稲は、飢饉をなくし国に富みをもたらします。

オアレ稲に食料と経済を頼む脆い国家、その危うさに人々は気づきません。

 

主人公アイシャは、嗅覚に特殊能力を持ちます。

オアレ稲の生態を研究し、国家の存亡に立ち向かいます。