2030年の世界地図帳

AI、5G、自動運転、ブロックチェーン、量子コンピューティング、この5つのテクノロジーにより10年で世界は大きく変わります。

そして世界の勢力図も変わります。アメリカ、中国の次にインドが力をつけてきます。それは若年層を中心とする人口分布、そしてアメリカとの12時間の時差を利用してアメリカの夜の仕事を担えることなどが挙げられています。

アメリカ、中国、インドやアフリカ諸国、そしてヨーロッパの勢力争いとなります。

文化、歴史を持つヨーロッパが新しい考えを提唱しています。それは持続可能な開発目標、SDGs(エスディージーズ)と呼称します。SDGsとは貧困、飢餓をなくすなど17の目標を掲げ国連が2015年に提唱しました。これは新しい世界の倫理です。

世界勢力の争いの中、影の薄い日本ですがこのSDGsを利用し、活躍できるとしています。アメリカ、中国、ヨーロッパの中間に位置し、独自の市場、通貨をもつ日本が、SDGsという倫理の中で文化とテクノロジーで熟成させる「デジタル発酵」という成長です。