モモ

時間泥棒の灰色の男たちは、楽しいと思うこと、夢中になれること、夢見ることを奪います。人々に時間を節約させます。

エンデ自身が描いた表紙絵のモモの後ろ姿は、風変わりだけではなく自分の持つ価値観の誇りを感じます。

現代社会の風刺だけではなく、エンデは貨幣経済を中心にした社会とは別の価値観を持っているように思えます。