さよなら、田中さん

現役中学生が書いた小説です。経済的には恵まれていない主人公、花実の一家ですが貧困とは違います。毎日を豊かに暮らしています。最終話「さよなら、田中さん」では、同級生の三上君の目線より物語が進みます。そこに浮かび上がる花実の家庭は、実に頼もしく堅実なものです。「さよなら、田中さん」の意味することとは、ほんとに豊かな暮らしとは、いろいろ考えました。

引用文献　さよなら、田中さん、鈴木るりか、小学館